『東京新聞』の「大波小波」で『大観音の傾き』が取り上げられました 投稿日: 2025年3月18日 『東京新聞』2025年3月11日付夕刊のコラム「大波小波」欄で、『大観音の傾き』が取り上げられました。見出しは「震災後の声を聴く」。 一部を引用にてご紹介します。 できるのは互いの声を聴くことだけだ。非当事者の引け目と残された当事者の負い目とが寄り添いあって、心の復興をすこしずつ推し進める。観音が喋る滑稽小説だが、東北生まれの作者のこのユーモアが、しみじみと読む者の心を癒やす。