『小説 野性時代』4月号にエッセイ「釣り竿とおもり」掲載
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『小説 野性時代』4月号(3月発売)に、エッセイ「釣り竿とおもり」が載りました。
「私の黒歴史」というコーナーです。
冒頭を引用にてご紹介します。
僕が釣り竿をめぐる小事件を引き起こしたのは、小学一年の春の終わりごろだった。
当時、僕は埼玉県の越谷市で暮らしていた。小学校入学をまえに、都内の古びた借家から、越谷の小さな中古住宅に引っ越してきたのだ。けれどもすぐに父の転勤があったので、この地で暮らしたのは小一の一学期、四ヶ月ほどに過ぎなかった。
(p.287)
『小説 野性時代』4月号の紹介ページ