『Kappo 仙台闊歩』で『恐竜時代が終わらない』が取り上げられました
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『Kappo 仙台闊歩』7月号(6月5日発売)に、『恐竜時代が終わらない』の著者インタビュー記事が掲載されました。ご執筆は荒蝦夷・土方正志さんです。
一部を引用にてご紹介します。
突拍子もない設定ながら、どこかとぼけた味わいの岡島のひとり語りを読み進めれば、親子とは、記憶とは、継承とは、あるいは生と死とは生命の循環とは……などなどさまざまな想念が読む者の脳裡に浮かんでやまない。
「前の世代からなにかを受け継いで次の世代に引き渡していく繋がりのなかに人間はあると考えると、切り離された孤独な存在ではない。年齢と共にそんな繋がりを意識するようになりました。孤独の苦しみから抜け出す道筋がそこにあるのかな、と。そんな思いを小説にするならなるべく大きなスケールにしたほうがおもしろいじゃないですか。親子関係を超えて、恐竜時代から続いている生命を感じてみたらどうなるか。まあ、ほら話です(笑)」
Kappo 仙台闊歩 Vol.130 2024年7月号(プレスアート)