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小説についてのお知らせ

『孤島の飛来人』発売しました!

投稿日:

 新刊『孤島の飛来人』が中央公論新社より発売となりました。

「飛ぶのが、怖いの?」
 仕事で空を飛んで、この島にやってきた「僕」に人生2度目の決行のときが近づく。
 無人のはずの北硫黄島に住む人々、戦争の記憶、看守と囚人、6色の風船……。人はなぜ飛ぼうとするのか、そして飛ぼうとしないのか。
 文藝賞受賞第1作に書き下ろし「孤島をめぐる本と旅」を収録
(hanmoto.comの紹介文より)

 デビュー作『いつか深い穴に落ちるまで』以来、2冊目の単行本刊行です。
 雑誌掲載作「孤島の飛来人」を加筆改稿し、さらに短篇「孤島をめぐる本と旅」を加えることで、単行本『孤島の飛来人』ができました。
 どちらも小笠原諸島をおもな舞台とした小説です。
 本を手に取って、お読みいただけましたら幸いです。

 当サイトの「作品倉庫」に「孤島の飛来人(冒頭)」を掲載しています。

 『孤島の飛来人』を書店サイトで探す
 amazone-honhontohonyaclubkinokuniyarakuten

 出版社の『孤島の飛来人』紹介ページ(中央公論新社)
 https://www.chuko.co.jp/tanko/2022/08/005563.html

 『孤島の飛来人』書誌データ(版元ドットコム)
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784120055638

 『孤島の飛来人』関連記事一覧
 https://yamanobe-taro.jp/?s=孤島の飛来人

『孤島の飛来人』冒頭朗読の動画をYouTubeで公開

投稿日:

 デビュー作に続く2冊目の単行本『孤島の飛来人』(中央公論新社)の刊行を記念して、冒頭朗読の動画をYouTube「山野辺太郎チャンネル」にて公開しました。

 「決行のときが迫っていた。充分な準備が整っていたとはいいがたく、見切り発車という言葉こそがふさわしかった」

 山野辺太郎「孤島の飛来人」作者による冒頭朗読(YouTube)
 https://www.youtube.com/watch?v=NNJCBUXcGzw

新刊『孤島の飛来人』、2022年8月22日ごろ発売!

投稿日:

 

 小説単行本『孤島の飛来人』が中央公論新社より、2022年8月22日ごろ発売となります。

 六つの大きな風船にぶら下がり、横浜のビルの屋上から飛び立った男がいた。男は自動車メーカーの若手社員。目指していたのは、小笠原諸島の父島だった。見知らぬ浜辺に打ち上げられて、囚われ人となった男がたどる、数奇な運命。人が住まないはずの北硫黄島に、知られざる国が成り立っていた……。

 表題作は『文藝』’19年冬号に文藝賞受賞第一作として掲載された作品です。単行本化に際し、加筆修正をおこなっています。
 さらに書き下ろしの短篇小説「孤島をめぐる本と旅」を併録。

 僕はいま、凧だろうか。いや、人間アドバルーンだ。いったい何を宣伝しているんだろう。人間の、可能性を? それとも、愚かさを?
(「孤島の飛来人」より)

 当サイトの「作品倉庫」に「孤島の飛来人(冒頭)」を掲載しています。

 『孤島の飛来人』を書店サイトで探す
 amazone-honhontohonyaclubkinokuniyarakuten

 『孤島の飛来人』書誌データ(版元ドットコム)
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784120055638

「恐竜時代が終わらない」の冒頭を公開

投稿日:

 「恐竜時代が終わらない」が『文學界』2021年7月号〔6月7日〕に掲載されてから一年あまりが経ちました。これを機に、冒頭を「作品倉庫」に収載しました。縦書きで表示されます。

 作品全文は、掲載誌にてお読みいただけます。どうぞよろしくお願いします。
 いつか本の形にできるとよいなと思っています。

 『文學界』2021年7月号の紹介ページ(文藝春秋)
 https://www.bunshun.co.jp/business/bungakukai/backnumber.html?itemid=399

 『文學界』2021年7月号をアマゾンで探す
 https://www.amazon.co.jp/dp/B095L5LWFM/

 山野辺太郎「恐竜時代が終わらない」作者による冒頭朗読(YouTube)
 https://www.youtube.com/watch?v=i2yoldshOUs

『いつか深い穴に落ちるまで』冒頭朗読の動画をYouTubeで公開

投稿日:

 デビュー作『いつか深い穴に落ちるまで』の単行本が2018年11月に発売されて、かれこれ3年が経ちました。発売3周年記念として、冒頭朗読の動画をYouTube「山野辺太郎チャンネル」にて公開しました。

 「日本とブラジルとを直線で結ぶことはできないか。そう彼は考えた」

 山野辺太郎「いつか深い穴に落ちるまで」作者による冒頭朗読(YouTube)
 https://www.youtube.com/watch?v=eRtg4M70NIU

「こんとんの居場所」の冒頭と作中作を公開

投稿日:

 「こんとんの居場所」が『小説トリッパー』2020年秋号に掲載されてから一年が経ちました。これを機に、「作品倉庫」にて一部を公開いたします。
 掲載箇所は下記のとおりです。

 冒頭のほか、「こんとんの居場所」の作中作から掌篇三篇を収載しました。
 作品全文は、掲載誌にてお読みいただけます。どうぞよろしくお願いします。

 『小説トリッパー』2020年秋号の紹介ページ(朝日新聞出版)
 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22233

 『小説トリッパー』2020年秋号をアマゾンで探す
 https://www.amazon.co.jp/dp/B08FP3WKJN/

「恐竜時代が終わらない」が『文學界』7月号に載りました

投稿日:

  

 新作「恐竜時代が終わらない」が『文學界』7月号〔6月7日発売〕に掲載されました。
 太古の昔、恐竜時代から伝わる出来事の記憶。その話を受け継いだ男が長年の沈黙を破ってついに語りだす——。
 ジュラ紀の森と、埼玉の飯能・所沢をおもな舞台にした小説です。
 小説の冒頭を、作者による朗読にてご紹介いたします。

 山野辺太郎「恐竜時代が終わらない」作者による冒頭朗読(YouTube)
 https://www.youtube.com/watch?v=i2yoldshOUs

 掲載誌の情報はこちらです。

 『文學界』2021年7月号の紹介ページ
 https://www.bunshun.co.jp/business/bungakukai/backnumber.html?itemid=399

【追記】
 YouTubeに「山野辺太郎チャンネル」を開設し、冒頭朗読のロングバージョン(約8分)をアップしました。以前のショートバージョンと差し替えています。

新作「恐竜時代が終わらない」

投稿日:

 6月7日発売の『文學界』7月号に、新作が掲載されます。
 「恐竜時代が終わらない」、約二三〇枚。
 一億五千万年の昔から伝えられてきた話です。
 ご一読いただけましたら幸いです。

【追記】
 当サイトのお知らせブログのなかで「恐竜時代が終わらない」に言及した記事の一覧。
 https://yamanobe-taro.jp/?s=恐竜時代が終わらない

 下記のサイトで小説の冒頭をお読みいただけます。

 恐竜時代が終わらない 文學界7月号|ちょい読み – 本の話
 https://books.bunshun.jp/articles/-/6316

「こんとんの居場所」が『小説トリッパー』秋号に載りました

投稿日:

 

 小説「こんとんの居場所」が、『小説トリッパー』秋号〔9月18日発売〕に掲載されました。

 「渾沌島取材記者/経験不問要覚悟……」
 求人の三行広告に導かれて、主人公・純一は旅立ちます。
 「こんとん」について探る使命をいだいて、純一のたどり着いた場所とは……。

 『小説トリッパー』2020年秋号の紹介ページ
 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22233

小説「こんとんの居場所」がゲラになりました

投稿日:

 改稿を続けてきた小説が一本、ゲラ(校正刷り)になりました。ここから掲載に向けて最後の仕上げに取り組みます。
 「こんとんの居場所」という約二百枚の小説で、『小説トリッパー』秋号(朝日新聞出版、9月18日発売)に掲載予定です。
 デビュー以来、三作目の小説となります。
 どうぞよろしくお願いいたします。




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