山野辺太郎のウェブサイト


報道・論評

山野辺太郎の小説などへの報道・論評

「間室道子の本棚」で『いつか深い穴に落ちるまで』『孤島の飛来人』が紹介されました

投稿日:

 

 代官山T-SITEのウェブでの連載「文学コンシェルジュとっておきの一冊 間室道子の本棚」にて、『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』が取り上げられました。
 執筆者は、代官山蔦屋書店の間室道子さん。一部を引用にてご紹介します。

 法螺は難しい。だって「嘘をついて」と言われたら誰でもできるが、「法螺を吹いて」はおいそれとはできない。嘘は口先三寸だが法螺には世界観が必要だからだ。
 『いつか深い穴に落ちるまで』は地中、『孤島の飛来人』は宙。一作目と二作目、高低差ありすぎだが、ふたつには「会社員小説」という共通点がある。ここがすごい。
 (中略)
 そしてかえすがえすも法螺なので、お話の要所で笑いもある。これが今まで読んだことがない角度から来るテイスト。わたしのお気に入りは、『深い穴』では「温泉掘削機で穴を掘っていたら温泉が出たのでみんな驚いた」というシーン。『飛来人』ではお弁当を包んでいるバナナの葉っぱに言及するところ。

 下記のサイトにて全文が公開されています。

 【第211回】間室道子の本棚 『いつか深い穴に落ちるまで』山野辺太郎/河出書房新社 『孤島の飛来人』山野辺太郎/中央公論新社(代官山T-SITE)
 https://store.tsite.jp/daikanyama/blog/humanities/29747-1056411025.html

【追記】
 代官山蔦屋書店で開催しているフェア「文学コンシェルジュのオールタイム・ベスト」〈2022年11月の巻〉にて、『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』を並べて積んでいただいています(写真2枚目、クリックで拡大)。
 フェアで取り上げている43冊の紹介コメントを収めたリーフレットを店頭で配布中です。開催期間は10月18日から11月20日ごろまで。足をお運びいただけましたら幸いです。

『朝日新聞』に『孤島の飛来人』の書評が載りました

投稿日:

 『朝日新聞』10月22日付朝刊の読書面に、『孤島の飛来人』の書評が掲載されました。評者は宮地ゆうさんです。
 冒頭を引用にてご紹介します。

 まじめな人たちが、大まじめに織りなす気宇壮大な物語。南国の風景と戦争の記憶が交錯し、滑稽さのなかに、もの悲しさも交じり合う。不思議な読後感が後を引く作品だ。
 経営危機でフランスの会社の傘下に入ると噂される日本の自動車メーカーに勤める「僕」。ある夜、同僚たちに見守られ、6個の風船を背中につけて横浜の高層ビルから飛び立った。空の時代の到来を見据えた実証実験を、極秘に決行したのだ。
 冒頭から有無を言わせぬ勢いで物語が展開する。ここは一緒に飛んでいくしかないと、覚悟を決める。

 下記のウェブサイト「好書好日」にて全文が公開されています。

 「孤島の飛来人」書評 ひそかに続く「王国」に迷い込む(朝日新聞・好書好日)
 https://book.asahi.com/article/14748660

『週刊文春』の「文春図書館 著者は語る」で『孤島の飛来人』を語る

投稿日:

 『週刊文春』10月20日号(13日発売)の「文春図書館 著者は語る」というコーナーで、『孤島の飛来人』が取り上げられました。
 インタビューで語ったことを交えて記事にしていただいています。発言の一部を引用にてご紹介します。

「風船で空を飛ぶという発想のきっかけは、僕が高校生のころにニュースになった〝風船おじさん〟です。ゴンドラに風船をつけて琵琶湖の湖畔から飛び立ち、太平洋上で消息を絶った、途轍もなく壮大で大胆極まりない人に不思議と惹かれて。突飛な着想を突飛なまま小説の形に育てることには苦労しました」
(中略)
「硫黄島は太平洋戦争の激戦地として知られますが、北硫黄島にもかつて住民が暮らしていました。戦禍を避けるために本土に疎開させられて以後、無人となります。住み慣れた土地を離れなければならなかった人たちの無念さを思いつつ、小説ならば、密かに島に残った人々によって生まれた国を描けると考えました」
(中略)
「風船で飛ぶホラ話を入り口にして、硫黄島の戦いなど、現実離れした現実である戦争の記憶を継承していくことができたら、と改めて思ったのです」
(中略)
「無名の人の和歌が、遠い未来の誰かをわずかでも励ますことがある。文学にはそうした力があると思っています」

【追記】
 「文春オンライン」にて記事の全文が公開されました。
 雑誌での見出しは〈ある会社員が辿り着いた〝無人島〟には——〉でした。ウェブ版では見出しが変わりましたが本文は同じです。
 お読みいただけますと幸いです。

 「貴様、日本人かっ」サトウキビの槍を持った住民に囲まれて…自動車メーカー社員が不時着した島の正体は/著者は語る 『孤島の飛来人』(山野辺太郎 著)〔文春オンライン〕
 https://bunshun.jp/articles/-/58086

『毎日新聞』の「戦後77年の表現者たち」で『孤島の飛来人』が取り上げられました

投稿日:

 『毎日新聞』9月15日付夕刊の文化面に、『孤島の飛来人』の紹介記事が掲載されました。連載「戦後77年の表現者たち」第4回。ご執筆は同紙記者の関雄輔さんです。
 事前に取材を受けており、そのときのコメントも取り上げていただいています。山野辺の発言箇所をいくつか引用にてご紹介します。

「大きな歴史の中で語られるのは、良くも悪くも何かを成した人物。でも本当の歴史の担い手は、その陰に隠れた大勢の無名の人なのではないか」
(中略)
「体験者しか語れないのでは、誰も戦争の歴史を語らない時代が来てしまう。その前に自分にできること、フィクションにできることはなんだろう」
(中略)
「今思うのは、書くことも、読むことも、想像する行為はある種の体験になるということ。読み手の想像力を刺激するような小説を書きたい」

 戦後77年の表現者たち 第4回 山野辺太郎さん(作家) 歴史と空想交わる北硫黄島 (毎日新聞)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://mainichi.jp/articles/20220915/dde/014/040/004000c

『文學界』『週刊読書人』『図書新聞』文芸時評の「恐竜時代が終わらない」評

投稿日:

 『文學界』8月号〔7月7日発売〕の新人小説月評、『週刊読書人』7月9日号の〈文芸〉欄、『図書新聞』7月17日号〔7月10日発売〕の文芸時評で、「恐竜時代が終わらない」が取り上げられました。
 一部を引用にてご紹介します。

 デビュー作「いつか深い穴に落ちるまで」で地球に底のない穴を掘った山野辺太郎は、4作目となる「恐竜時代が終わらない」(學)で地球史を貫く針の穴を探し当てた。(中略)磯﨑憲一郎にも高く評された「小説を信じる力」が強く光って、書き手と読み手の道を照らす。得ることよりも失うことよりも、信じることは強くて辛くて、でもそこにはどうやらひみつの道具が隠されている。
(『文學界』鳥澤光さん評)

 山野辺太郎「恐竜時代が終わらない」(『文學界』)は人間/他の生命(恐竜!)、喰う/喰われる、生/死、愛/憎、等の境界を揺さぶり、今ここに在ることの〝業〟を明らめ=諦めている。
(『週刊読書人』川口好美さん評)

 山野辺太郎「恐竜時代が終わらない」(「文學界」)は、恐竜時代の記憶に自らの心性を同期させるというワンアイデアで二三〇枚を書ききった執念はあっぱれというしかない。星新一の「午後の恐竜」を想起したが、星作品とは異なり、山野辺作品は徹底的に「現在」を描くために恐竜が召喚されている。
(『図書新聞』岡和田晃さん評)

共同通信・文芸時評の「恐竜時代が終わらない」評

投稿日:

 共同通信の文芸時評「デザインする文学」で、「恐竜時代が終わらない」が取り上げられました。評者は、倉本さおりさんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 山野辺太郎の「恐竜時代が終わらない」(「文学界」7月号)は不思議な読み心地の小説だ。スーパーで働く50歳のしがない男が、なぜか学会にひっぱりだされて講演するところから幕があく。
 実はこの男、恐竜時代の記憶を父親から口伝えで引き継いでいるという。太古から続く伝言ゲームの果てにひもとかれるのは、捕食—被食関係にあるはずの恐竜同士が織りなすロマンチックで哀切な物語だ。そこには、子を持たずに人生を終える予感を抱いている男自身の姿をはじめ、社会の論理からはじき出された現実の人間たちの悲哀もまた織り込まれている。
 「わたしにとって過去とは、絶えず修繕を重ねながら、幾度となく生き直すための場でもありました」。男の語る物語が寓話にとどまらない奥行きを備えるのは、ロールモデルを失った今の時代をひっそり照らしてくれるからだろう。

 「南日本新聞」(6月25日)、「京都新聞」(6月29日)、「山陰中央新報」(同)などに掲載されました。おそらく、ほかにもあるかと思います。——追記:「沖縄タイムス」(7月13日)
 紙面には、伊藤健介さんのイラストも掲載されています。

 デザインする文学・6月 普通の陰に隠れる恐ろしさ(共同通信・文芸時評)
 (リンクは、山陰中央新報のページです。ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/54912

『読売新聞』文芸月評の「恐竜時代が終わらない」評

投稿日:

 『読売新聞』2021年6月29日朝刊の文芸月評で、「恐竜時代が終わらない」が取り上げられました。評者は、武田裕芸さんです。

 狭い世界 あふれる孤独/コロナの現代 風刺巧み (読売新聞・文芸月評)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています。一部を引用にてご紹介します)
 https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210628-OYT8T50098/

 気鋭の作家たちの作品に、光るものがあった。文芸賞で2018年にデビューした山野辺太郎さん(45)の「恐竜時代が終わらない」(文学界)は、父から「恐竜たちの物語」を受け継いだ五十絡みの男性が主人公。彼が少年時代の父との回顧談を織り交ぜ、とつとつと語る物語には、肉食恐竜の友に食べられることで友の一部になれると信じ、命を差し出す草食恐竜の子が登場する。食う者と食われる者との間に、命の贈与による愛は成立するのか。作り話を語ることの愉快さを感じさせつつ、深遠な問いを忍ばせている。

文学とは「送りバント」である

投稿日:

 note掲載の「ちいさなへやの編集者」さん執筆の記事にて、山野辺太郎の小説が取り上げられています。
 記事の題名は、「文学とは『送りバント』である―作家・山野辺太郎のこと」。
 デビュー作「いつか深い穴に落ちるまで」に始まって、第二作「孤島の飛来人」、第三作「こんとんの居場所」、そして新作「恐竜時代が終わらない」と、これまで発表した四作品が論じられています。
 一部を引用にてご紹介します。全文は下記のサイトで読むことができます。

 山野辺太郎がえがく作品の登場人物たちからは、いつも、「受け継ぐ者」としてのつよい責任感がつたわってきます。彼らはつねに、じぶんが目撃しているもの、あるいはその人生そのものを、後続の世代へとなんとかしてつないでいこうとつとめています。

 文学とは「送りバント」である―作家・山野辺太郎のこと(note)
 https://note.com/chiisana_heya/n/na742fcf44934

『小説トリッパー』文芸季評の「こんとんの居場所」評

投稿日:

 『小説トリッパー』2020年冬号〔12月18日発売〕の文芸季評で、「こんとんの居場所」が取り上げられました。評者は、中村真理子さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 わからないままの良さは確かにある。(中略)「こんとん」へと取材の旅に出る。わからないままそれに同化してゆく濃密な快楽がある

『図書新聞』文芸時評の「こんとんの居場所」評

投稿日:

 『図書新聞』2020年12月12日号〔12月5日発売〕の文芸時評で、「こんとんの居場所」が取り上げられました。評者は、岡和田晃さんです。
 文芸時評の見出しは「〈書くことの根拠〉を創造する地下茎の連帯」。一部を引用にてご紹介します。

 山野辺太郎「こんとんの居場所」(「小説トリッパー」)は、〈書くことの根拠〉を複数の場所に設置しなければ書けない類の壮大な幻想が展開されている。

『読売新聞』文芸月評の「こんとんの居場所」評

投稿日:

 『読売新聞』2020年9月29日朝刊の文芸月評で、「こんとんの居場所」が取り上げられました。評者は、待田晋哉さんです。

 恋する者の「空」を形に/古典と溶け合い 浮かぶ人の業 (読売新聞・文芸月評)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています。一部を引用にてご紹介します)
 https://www.yomiuri.co.jp/culture/20200928-OYT8T50188/

 心の飢えを満たす、ふくよかな膨らみのある小説もあった。
 2018年の文芸賞でデビューした山野辺太郎さん(44)の「こんとんの居場所」(小説トリッパー秋季号)は、飛躍の一作だ。
 (中略)電車で房総の海辺の町を訪ね、「こんとん」なるものの正体を突き止めにゆくことになる。繰り出される話のえたいの知れなさ

金太郎飴

投稿日:

 磯﨑憲一郎さんの著書『金太郎飴』(河出書房新社、2019年12月)が発売になりました。2007年から2019年までのエッセイ・対談・評論・インタビューを収めた一冊。
 磯﨑さんと山野辺の対談「百年前の作家から励まされる仕事」(p.463)や、文藝賞選評(p.459)、朝日新聞文芸時評(p.421)にて、『いつか深い穴に落ちるまで』を取り上げていただいています。

 『金太郎飴』の紹介ページ
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309028514/

『小説トリッパー』文芸季評の「孤島の飛来人」評

投稿日:

 『小説トリッパー』2019年冬号〔12月18日発売〕の文芸季評で、「孤島の飛来人」が取り上げられました。評者は、中村真理子さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 飛ぶまでがデビュー作なら、飛んだ後を描いたのが二作目。島に流れ着き、牢屋に捕らわれた「僕」は、看守の大木から聞き取りを進め、徐々に島の成り立ちを理解してゆく。大木はかつて仙台から流れ着き、牢で横穴を掘っていた。いつか誰かが逃げ出すための横穴を。
 大木によって語られる島の歴史は、硫黄島の玉砕も含めて史実で驚く。人生の意味とは何か。与えられた使命を遂行することなのか。(中略)淡々とした役人文体が今作も似合っていてまた驚く。

『図書新聞』文芸時評の「孤島の飛来人」評

投稿日:

 『図書新聞』2019年12月14日号〔12月7日発売〕の文芸時評で、「孤島の飛来人」が取り上げられました。評者は、岡和田晃さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 デビュー作「いつか深い穴に落ちるまで」が、ヴェルヌ『地底旅行』のような(中略)“下”への物語だったとすれば、今度は『八十日間世界一周』を彷彿させる“上”への飛翔の物語であり、解放感において前作に勝る。リーダブルなのでつい物語と書いてしまったが、定型的な“物語”性への内在的批判はきちんと盛り込まれている。漂着する島も、自意識に囲われた“孤独の島”ではなく、硫黄島をめぐる歴史と周到にリンクする。

『いつか深い穴に落ちるまで』が「新人賞受賞作メッタ斬り!対談」に

投稿日:

 

 『ダ・ヴィンチ』2020年1月号〔’19年12月6日発売〕に掲載の「新人賞受賞作メッタ斬り!対談」にて、『いつか深い穴に落ちるまで』が取り上げられました。
 豊﨑由美さんと大森望さんの対談形式で、今年9月までの1年間に刊行された新人賞受賞作から選定された「推しの6冊」のうちの1冊として論じられています。
 一部を引用にてご紹介します。

 この作者はそんな科学的根拠を一切合切振り切って一本の小説を書いちゃった。その胆力に恐れ入りました。
(中略)
〈頭から落ちるか、足から落ちるか。もちろん、頭だ。頭から突っ込んでゆけば、あちらへ着いたころにはきちんと足が下になっている。真っ昼間から、真夜中へ〉。なんだか感動的。このあと、素晴らしいラストに向かいます。
(豊﨑由美さん談)

 『ダ・ヴィンチ』2020年1月号【目次】(KADOKAWA)
 https://ddnavi.com/news/581378/a/

『文學界』新人小説月評の「孤島の飛来人」評

投稿日:

 『文學界』2019年12月号〔11月7日発売〕の「新人小説月評」で、「孤島の飛来人」が取り上げられました。評者は、小川公代さんと村上克尚さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 企業の開発部門の実験として風船飛行を試みた『僕』が北硫黄島に不時着するという極めてユニークな設定(中略)。戦時中に硫黄島から逃れた兵士が先導して築いた王国の物語は歴史小説としての魅力もある。
(小川公代さん評)

 筋立ては荒唐無稽だが、歴史に書かれなかった声が一つの主題となっている。(中略)通常はなかったことにされてしまうような存在や言葉が、それでも未来の誰かに向けて飛び立っていくことが寓意化されていると読んだ。
(村上克尚さん評)

そっとページをめくる 読むことと考えること

投稿日:

 野矢茂樹さんの著書『そっとページをめくる 読むことと考えること』(岩波書店、2019年7月発行)に、『いつか深い穴に落ちるまで』の書評が掲載されています。
 かつて朝日新聞に載った書評に、野矢さんの直筆らしき、山梨ブラジル間の穴のイラストも加わっています。

 『そっとページをめくる 読むことと考えること』の紹介ページ
 https://www.iwanami.co.jp/book/b458088.html

街の誇りと魅力を生みだす 宮城の100人

投稿日:

 仙台・宮城の情報誌『Kappo 仙台闊歩』2019年7月号(6月5日発売、隔月刊)の創刊100号記念特集「街の誇りと魅力を生みだす 宮城の100人」のなかで、人物紹介の記事が掲載されました。(見出し「『いつか深い穴に落ちるまで』で文藝賞受賞。次作も楽しみな新鋭」)
 宮城県内の書店・コンビニや、一部県外の書店、ネット書店等で発売。
 一部を引用にてご紹介します。

 SF的といってもいいなんともぶっ飛んだ小説だが、東日本大震災に関する記述もある。巨大な国家プロジェクトは、福島第一原発事故を思わせもする。「東京でずっと暮らしていますが、やはりぼくは自分を東北人だと思っています。東日本大震災の経験が作品にどこか影響しているのは確かです」と、山野辺さん。新たなる東北人作家の誕生である。

地球の裏側まで穴を掘れ 荒唐無稽な物語に興奮

投稿日:

 女優の美村里江さんの書評・インタビュー記事で、『いつか深い穴に落ちるまで』が取り上げられました。下記の雑誌に掲載されています。

  • 『週刊エコノミスト』2019年4月9日号(4月1日発売)の書評「読書日記」
  • 『Takashimaya Salon』2019年5月号(Vol.146)のインタビュー記事

 地球の裏側まで穴を掘れ 荒唐無稽な物語に興奮 (週刊エコノミスト・書評)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています。3月29日配信)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190409/se1/00m/020/012000c

 時代を超えて残したい本 「本」は知らないものに出会う入り口 (Takashimaya Salon・インタビュー記事)
 (高島屋カードの会報誌に掲載。一部を引用にてご紹介します)

 こんな大ボラ話で読ませ切ってしまうのは本当に凄いことです。とんでもない話をスムーズに読ませる、山野辺太郎さんのファンになりました。異業種ながらフィクションを住処としている身として、学ぶ点も多かったですね。

『本の雑誌増刊 本屋大賞2019』など

投稿日:

 本屋大賞2019に関するムック『本の雑誌増刊 本屋大賞2019』(本の雑誌社、2019年4月9日発行)にて、『いつか深い穴に落ちるまで』が取り上げられました。「1次投票結果 書店員推薦の声」のコーナーに、ご投票いただいたかたのコメントが掲載されています(p.85)。

 また、丸善ラゾーナ川崎店発行のフリーペーパー『本屋のすすめ』(第60号、通巻102号)にて、『いつか深い穴に落ちるまで』が取り上げられました。(見出し「現代日本を映し出す法螺話」)




yamanobe-taro.jp