「タイトル魂」に選出された『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』
紀伊國屋書店新宿本店の2階にて、「タイトル魂」というブックフェアが開催されています。このフェアの棚に、『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』が並んでいました。
〈タイトルに心を揺さぶられ、そしてもちろん中身の物語にも心を揺さぶられた〉作品を厳選とのこと。
会期は9月5日から10月31日まで。フェアの冊子も配布中です。
【2階 BOOK SALON】ブックフェア「タイトル魂」(紀伊國屋書店)
紀伊國屋書店新宿本店の2階にて、「タイトル魂」というブックフェアが開催されています。このフェアの棚に、『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』が並んでいました。
〈タイトルに心を揺さぶられ、そしてもちろん中身の物語にも心を揺さぶられた〉作品を厳選とのこと。
会期は9月5日から10月31日まで。フェアの冊子も配布中です。
【2階 BOOK SALON】ブックフェア「タイトル魂」(紀伊國屋書店)
ベネッセの「電子図書館まなびライブラリー」に『いつか深い穴に落ちるまで』(角川文庫)が収録されました。
「まなびライブラリー」は、進研ゼミ会員が利用できる、小中高校生向けの約1000冊を収録した電子図書館です。少しずつ入れ替えがあり、今回の収録は8月26日から約半年間の予定です。
電子図書館まなびライブラリー(ベネッセ)
『婦人画報』7月号の「画報の杜」コーナーにて、『大観音の傾き』が取り上げられました。
見出しは〈豊﨑由美さんが素直に作品世界に没入し面白いと感じる小説〉。和田紀子さんの取材により、豊﨑さんの談話がまとめられています。
一部を引用にてご紹介します。
震災後小説でありながら、湿っぽくないのが山野辺太郎の美点のひとつ。読後は大観音を好きにならずにはいられない。これを読んでから仙台に行けば大観音を100倍楽しめると思います。
『婦人画報』7月号は5月30日発売。創刊120周年記念特大号でした。
下記サイトで記事の全文が公開されています。
豊﨑由美さんのおすすめ本「素直に作品世界に没入し面白いと感じる小説」3選(婦人画報)
BSよしもと「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(6月8日16:30〜)にて、『いつか深い穴に落ちるまで』(角川文庫)をファビアンさんにご紹介いただきました。ほか、チャンス大城さん、滝音・さすけさん、ピストジャムさんがご出演。
YouTubeの下記ページにて番組が公開されています。『いつか深い穴に落ちるまで』は11:15ごろ登場します。
【打ち上げでしくじった後に読む】第一芸人文芸部~俺の推し本 【一日一生】(BSよしもと公式チャンネル)
共同通信の文芸時評「いま、文学の場所へ」(2月)にて、『大観音の傾き』が取り上げられました。評者は渡邊英理さんです。
2月下旬から3月上旬ごろ、各地方紙に掲載されたようです。掲載紙の一つ、『山陰中央新報』3月5日付朝刊より、一部を引用にてご紹介します。
人が、ほんとうにつらい時に必要とするのは、笑いかもしれない。作中、大観音のつぶやきとおぼしき東北弁のぼやきが挟まれ、人間社会が被る災厄への自身の無力さをも語る。とぼけた語り、どこかおっとりした出来事がもたらすほほ笑みをもって、本作は震災後を生きる人々へのエールとなる。
いま、文学の場所へ 2月 〈文・渡邊英理 絵・原倫子〉 痛み伴う言葉の葛藤 沖縄取り巻く「叫び声」(山陰中央新報)
(ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
ほか、次の新聞のサイトにも掲載されています。
▽沖縄タイムス(3月4日)
▽静岡新聞(2月25日)
『北海道新聞』2025年3月30日付朝刊の「トヨザキ社長の鮭児書店」にて、『大観音の傾き』が取り上げられました。ご執筆は豊﨑由美さんです。見出しは、〈非当事者が紡ぐ「3・11」/山野辺太郎「大観音の傾き」/慎みと覚悟 出色の震災後小説〉。
一部を引用にてご紹介します。
日本からブラジルまで穴を掘って一直線に結ぶという奇想が、一種異様な迫力と脱力をもって読者ににじり寄ってくるデビュー作で大笑いさせてくれた山野辺太郎は、この小説の最後に「大観音ミーツ牛久大仏」という大ネタを用意して泣き笑いさせてくれます。これは、 あれから14年を経て登場した非当事者による出色の震災後小説なのです。
〈トヨザキ社長の鮭児書店〉非当事者が紡ぐ「3・11」(北海道新聞)
(ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)