共同通信の文芸時評「いま、文学の場所へ」で『大観音の傾き』が取り上げられました
共同通信の文芸時評「いま、文学の場所へ」(2月)にて、『大観音の傾き』が取り上げられました。2月下旬から3月上旬ごろ、各地方紙に掲載されたようです。掲載紙の一つ、『山陰中央新報』3月5日付朝刊より、一部を引用にてご紹介します。
人が、ほんとうにつらい時に必要とするのは、笑いかもしれない。作中、大観音のつぶやきとおぼしき東北弁のぼやきが挟まれ、人間社会が被る災厄への自身の無力さをも語る。とぼけた語り、どこかおっとりした出来事がもたらすほほ笑みをもって、本作は震災後を生きる人々へのエールとなる。
いま、文学の場所へ 2月 〈文・渡邊英理 絵・原倫子〉 痛み伴う言葉の葛藤 沖縄取り巻く「叫び声」(山陰中央新報)
(ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
ほか、次の新聞のサイトにも掲載されています。
▽沖縄タイムス(3月4日)
▽静岡新聞(2月25日)