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小説などに関するお知らせブログ

『大観音の傾き』が織田作之助賞の候補になりました

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 『大観音の傾き』(中央公論新社)が第42回織田作之助賞の候補作としてノミネートされました。
 同賞は織田作之助賞実行委員会(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社)が主催し、「新鋭・気鋭の作家に贈られる」(毎日新聞12/3朝刊)とのこと。
 候補作の発表は12月2日。選考会は12月23日です。

 候補作発表について、『毎日新聞』と『河北新報』の記事がオンラインでお読みいただけます。

 第42回織田作之助賞候補作決まる 5作品、12月23日に選考(毎日新聞)
 https://www.mainichi.co.jp/event/culture/odasaku/2025/candidates.html

 仙台市出身の作家山野辺太郎さん、河北新報連載小説「大観音の傾き」で織田作之助賞の最終候補に(河北新報)
 https://kahoku.news/articles/20251202khn000042.html

『駒場文学』第100号に寄稿したエッセイのご報告

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 『駒場文学』第100号にエッセイを寄稿しました。学生時代に所属していたサークル・東京大学文学研究会が発行する雑誌で、記念号ということでOBとして執筆を依頼されました。2024年11月に発行され、駒場祭や文フリ東京で頒布されています。発行から1年ほどが経っていますが、遅ればせながらのご報告です。
 題は「道化の華の読書会」。新入生当時の思い出をつづりました。冒頭を引用にてご紹介します。

 三十年まえの黒い表紙の手帳が手元にある。東大駒場キャンパスの生協で買い、ズボンのポケットに入れて持ち歩いていたものだ。ひらいてみると、文学研究会の新歓コンパに参加したのは一九九四年四月十八日、月曜日の夜だったことがわかる。キャンパスの裏門を出て渋谷まで歩き、ちとせ会館にある居酒屋で飲み食いをしたという記憶がおぼろげながらよみがえってくる。

 このたび、当サイトの「作品倉庫」に全文を収録しました。続きはこちらからお読みください。

 道化の華の読書会(全文)
 https://yamanobe-taro.jp/works/es0008-doke/

「100歳までに読んでおきたい本」に『いつか深い穴に落ちるまで』が選ばれました

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 蔦屋書店で開催のフェア「100歳までに読んでおきたい本 コンシェルジュ文庫2025」の1冊として、『いつか深い穴に落ちるまで』(角川文庫)が選ばれました。
 おすすめの本が年代別に選書されていて、対象図書を紹介する冊子の配布もあります。
 蔦屋書店28店舗にて、10月24日(金)より。終了時期は11月24日など、店舗により異なります。

 100歳までに読んでおきたい本 コンシェルジュ文庫2025(蔦屋書店)
 https://store.tsite.jp/portal/blog/humanities/50054-1401040924.html

 選書にたずさわった書店員さんたちによる座談会も公開されています。

 22歳は「仕事」をテーマにユーモアのある作品を書かれている山野辺太郎さんのタイトルにしました。
——松本泰尭さん

 【コンシェルジュ文庫 2025】コンシェルジュ座談会 「100歳までに読んでおきたい本」とは(蔦屋書店)
 https://store.tsite.jp/portal/blog/humanities/50055-1402080924.html

「タイトル魂」に選出された『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』

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 紀伊國屋書店新宿本店の2階にて、「タイトル魂」というブックフェアが開催されています。このフェアの棚に、『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』が並んでいました。
〈タイトルに心を揺さぶられ、そしてもちろん中身の物語にも心を揺さぶられた〉作品を厳選とのこと。
 会期は9月5日から10月31日まで。フェアの冊子も配布中です。

 【2階 BOOK SALON】ブックフェア「タイトル魂」(紀伊國屋書店)
 https://store.kinokuniya.co.jp/event/1758266216/

「まなびライブラリー」に『いつか深い穴に落ちるまで』が収録されました

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 ベネッセの「電子図書館まなびライブラリー」に『いつか深い穴に落ちるまで』(角川文庫)が収録されました。
 「まなびライブラリー」は、進研ゼミ会員が利用できる、小中高校生向けの約1000冊を収録した電子図書館です。少しずつ入れ替えがあり、今回の収録は8月26日から約半年間の予定です。

 電子図書館まなびライブラリー(ベネッセ)
 https://loginauth.benesse.ne.jp/library/login

『婦人画報』で『大観音の傾き』が取り上げられました

投稿日:

 

 『婦人画報』7月号の「画報の杜」コーナーにて、『大観音の傾き』が取り上げられました。
 見出しは〈豊﨑由美さんが素直に作品世界に没入し面白いと感じる小説〉。和田紀子さんの取材により、豊﨑さんの談話がまとめられています。
 一部を引用にてご紹介します。

 震災後小説でありながら、湿っぽくないのが山野辺太郎の美点のひとつ。読後は大観音を好きにならずにはいられない。これを読んでから仙台に行けば大観音を100倍楽しめると思います。

 『婦人画報』7月号は5月30日発売。創刊120周年記念特大号でした。
 下記サイトで記事の全文が公開されています。

 豊﨑由美さんのおすすめ本「素直に作品世界に没入し面白いと感じる小説」3選(婦人画報)
 https://www.fujingaho.jp/culture/a64910609/tomozakiyumi-250626/

『河北新報』投書欄に『大観音の傾き』読者の感想掲載

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 『河北新報』7月6日付朝刊の投書欄「声の交差点」に、『大観音の傾き』の読者のかたの感想が掲載されていました。見出しは「弱さ大切に 小説に教わる」。
 一部を引用にてご紹介します。

 昨年4〜9月の日曜日に河北新報朝刊に連載された山野辺太郎さんの小説「大観音の傾き」をようやく書籍で読むことができた。(中略)
 観音像にふさわしくない「傾き」を何とか直そうと頑張る人たちがいる一方で、主人公はありのままの姿を守ろうと奔走する。弱いからこそ支え合えること、弱さを大切にする意味を、この作品から教えられた。
 本当に心が宿っている気がして、現実の仙台大観音を見る目も変わった。

BSよしもと「第一芸人文芸部 俺の推し本。」に『いつか深い穴に落ちるまで』登場

投稿日:

 BSよしもと「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(6月8日16:30〜)にて、『いつか深い穴に落ちるまで』(角川文庫)をファビアンさんにご紹介いただきました。ほか、チャンス大城さん、滝音・さすけさん、ピストジャムさんがご出演。
 YouTubeの下記ページにて番組が公開されています。『いつか深い穴に落ちるまで』は11:15ごろ登場します。

 【打ち上げでしくじった後に読む】第一芸人文芸部~俺の推し本 【一日一生】(BSよしもと公式チャンネル)
 https://youtube.com/watch?v=G9x7RB7UICk

『北國新聞』に『大観音の傾き』の書評が載りました

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 『北國新聞』5月4日付朝刊の読書面「この1冊」コーナーに、『大観音の傾き』(中央公論新社)の書評が載りました。評者は杉山欣也さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 その文体は、仙台大観音という想像力の源泉を得て、東日本大震災という巨大な災厄に対する静かな復興を描き出すことに成功している。復興とは鉄筋コンクリートから成し遂げられることばかりではない。私たちがありのままの自分を受け入れ、平穏な日常の担い手として生きていく方途を探ること。それも大いなる復興であることを本書に教わった。

共同通信の文芸時評「いま、文学の場所へ」で『大観音の傾き』が取り上げられました

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 共同通信の文芸時評「いま、文学の場所へ」(2月)にて、『大観音の傾き』が取り上げられました。評者は渡邊英理さんです。
 2月下旬から3月上旬ごろ、各地方紙に掲載されたようです。掲載紙の一つ、『山陰中央新報』3月5日付朝刊より、一部を引用にてご紹介します。

 人が、ほんとうにつらい時に必要とするのは、笑いかもしれない。作中、大観音のつぶやきとおぼしき東北弁のぼやきが挟まれ、人間社会が被る災厄への自身の無力さをも語る。とぼけた語り、どこかおっとりした出来事がもたらすほほ笑みをもって、本作は震災後を生きる人々へのエールとなる。

 いま、文学の場所へ 2月 〈文・渡邊英理 絵・原倫子〉 痛み伴う言葉の葛藤 沖縄取り巻く「叫び声」(山陰中央新報)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/739639

 ほか、次の新聞のサイトにも掲載されています。
 ▽沖縄タイムス(3月4日)
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1536838
 ▽静岡新聞(2月25日)
 https://news.at-s.com/article/1661634

『北海道新聞』の「トヨザキ社長の鮭児書店」で『大観音の傾き』が取り上げられました

投稿日:

 『北海道新聞』2025年3月30日付朝刊の「トヨザキ社長の鮭児書店」にて、『大観音の傾き』が取り上げられました。ご執筆は豊﨑由美さんです。見出しは、〈非当事者が紡ぐ「3・11」/山野辺太郎「大観音の傾き」/慎みと覚悟 出色の震災後小説〉。
 一部を引用にてご紹介します。

 日本からブラジルまで穴を掘って一直線に結ぶという奇想が、一種異様な迫力と脱力をもって読者ににじり寄ってくるデビュー作で大笑いさせてくれた山野辺太郎は、この小説の最後に「大観音ミーツ牛久大仏」という大ネタを用意して泣き笑いさせてくれます。これは、 あれから14年を経て登場した非当事者による出色の震災後小説なのです。

 〈トヨザキ社長の鮭児書店〉非当事者が紡ぐ「3・11」(北海道新聞)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1141255/

『東京新聞』の「大波小波」で『大観音の傾き』が取り上げられました

投稿日:

 『東京新聞』2025年3月11日付夕刊のコラム「大波小波」欄で、『大観音の傾き』が取り上げられました。見出しは「震災後の声を聴く」。
 一部を引用にてご紹介します。

 できるのは互いの声を聴くことだけだ。非当事者の引け目と残された当事者の負い目とが寄り添いあって、心の復興をすこしずつ推し進める。観音が喋る滑稽小説だが、東北生まれの作者のこのユーモアが、しみじみと読む者の心を癒やす。

『週刊文春』で『大観音の傾き』が紹介されました

投稿日:

 

 『週刊文春』1月30日号(1月23日発売)の「文春図書館推薦」の欄にて『大観音の傾き』が紹介されているのに気がつきました。
 一部を引用にてご紹介します。

 手始めに修司は観音像の図面を探し始めるのだが——。著者ならではの奇想が炸裂する最新中編小説。

『毎日新聞』の「気鋭に迫る」欄で取り上げられました

投稿日:

 『毎日新聞』2月11日付朝刊文化面の「気鋭に迫る」コーナーに、インタビュー記事が掲載されました。『大観音の傾き』のことを中心にお話ししています。記事の見出しは「言葉の力で世界を広げる」。ご執筆は同紙記者の関雄輔さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 日本各地に立つ巨大仏。その目に、我々人間の営みはどう映っているのだろう。
 作家の山野辺太郎さん(49)は新著『大観音の傾き』(中央公論新社)で、仙台市郊外にそびえる「仙台大観音」を主人公の一人に据えた。仙台弁でつづられる大観音の心の声と、その足もとで繰り広げられる人々の物語。地上を見下ろす大観音のまなざしが、読者の想像力を解き放つ。
(中略)
「小説は言葉を紡ぐ営みですが、言葉にできないものは絶対に残る。でも、そういうものがあると暗示するところまでは、言葉でできるのではないでしょうか」
(中略)時に窮屈な会社員としての日々。そこで芽生えた「小説の中では遠くに行きたい」という思いが、「制約された日常」と「想像力を広げるためのホラ話」を交錯させる作風へと山野辺さんを導いた。
「言葉を通して、自分の目に見える世界を少しでも広げたい」と創作への思いを語る。「それが読者にとっても、自分のいる場所の見え方が変わったり、新たな視野が開けたりするきっかけになればうれしいですね」

  気鋭に迫る 言葉の力で世界を広げる 作家 山野辺太郎さん(毎日新聞)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://mainichi.jp/articles/20250211/ddm/014/040/030000c

『週刊新潮』に『いつか深い穴に落ちるまで』の書評が載りました

投稿日:

 

 『週刊新潮』2月13日号(2月6日発売)の「Bookwormの読書万巻」コーナーに、『いつか深い穴に落ちるまで』(角川文庫)の書評が載りました。評者は豊﨑由美さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 読み手のぬるい常識のすべてを振り切って、物語という土壌を掘って掘って掘りまくる。そしてついに世にも奇妙な、世にも面白おかしき世界を顕現させる。呆れ返りつつも、その力業に感心させられるはずだ。

【追記】
 下記ページにて全文が公開されました。

 ぬるい常識を振り切ったその力技に感心させられる〈発想ぶっ飛び型小説〉!(Book Bang)
 https://www.bookbang.jp/review/article/792936

『日経新聞』と「代官山T-SITE」での『大観音の傾き』の書評

投稿日:

 『日経新聞』1月30日付夕刊文化面「目利きが選ぶ3冊」のコーナーに、『大観音の傾き』の書評が掲載されました。評者は陣野俊史さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 最初、ユーモア小説かと思っていた。つい笑ってしまう箇所が幾つもある。だが、この小説は震災後小説である。(中略)
 大観音の言葉が、読む者の心に沁みる。

 『大観音の傾き』山野辺太郎著 陣野俊史氏が選ぶ一冊 「助けられなかった」震災後(日本経済新聞)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD236IY0T20C25A1000000/

 また、代官山T-SITEのウェブでの連載「文学コンシェルジュとっておきの一冊 間室道子の本棚」にて、『大観音の傾き』が取り上げられました。執筆者は、代官山蔦屋書店の間室道子さんです。
 こちらも一部を引用にてご紹介します。

 作者の山野辺太郎さんは職場の新人男性を書くのがうまい。よくあるはりきりボーイや「令和男子です、仕事に未来を求めてません」じゃないのがいい。滅私ではなくひたむきで、職務遂行に疑いを持たないが言われたことを鵜呑みにもしない。この距離感がすがすがしい。そして青年主人公たちは、まじめな顔でトンデモ仕事に向きあうのである!
(中略)
 山野辺作品お得意の無茶やおとぼけもあり、呆れたり吹き出したりしながら、われわれは修司と観音様に気持ちを通わせる。御身に最大のピンチが訪れた時、救うのは誰か。乞うご期待!

 下記のサイトにて全文が公開されています。

 【第306回】間室道子の本棚 『大観音の傾き』山野辺太郎/中央公論新社(代官山T-SITE)
 https://store.tsite.jp/daikanyama/blog/humanities/44966-1706440106.html

『週刊新潮』に『大観音の傾き』の書評が載りました

投稿日:

 

 『週刊新潮』1月16日号(1月8日発売)の「Bookwormの読書万巻」コーナーに、『大観音の傾き』の書評が載りました。評者は豊﨑由美さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 転勤族の親のもと日本各地を転々としてきた修司は、この街の人たちが経験した悲劇の当事者ではない。そのことの後ろめたさと慎みを体現する修司が、大勢の住民や関係者から話を聴き、じょじょに大観音に気持ちを傾けるようになる本筋に挿入されるのが、なんと大観音の心の声なのである。
(中略)これは非当事者による出色の震災小説にして、終盤の感動を呼ぶ仙台大観音ミーツ牛久大仏というバディ小説でもあるのだ。

【追記】
 下記のサイトで全文が公開されました。

 大きいだけで役立たず……。悟りの境地に至れない「大観音に涙する」(Book Bang)
 https://www.bookbang.jp/review/article/791106

『河北新報』に『大観音の傾き』読者の投書が掲載

投稿日:

 『河北新報』1月10日付朝刊の「声の交差点」コーナーに、「心を揺さぶる小説の言葉」と題して、『大観音の傾き』の読者のかたからの投書が掲載されていました。
 一部を引用にてご紹介します。

 仙台市民なら誰もが一度は目にしたことがあるはずの白い巨像が、その本の表紙を飾っていた。(中略)書店で何げなく手に取り、その文体の魅力に引かれて買い求めた。じっくり読んでみると、予想をはるかに上回る感動に包まれた。小説を読んで切なくなったのは、久しぶりのことだった。
 読書の前後で表紙に描かれた白い巨像が物理的に変化することはない。しかし、心の目には、不思議なことに仙台大観音が心を持っているように見えてくる。

『毎日新聞』に『大観音の傾き』の書評が載りました

投稿日:

 『毎日新聞』2024年12月28日付朝刊読書面の「話題の本」コーナーで、『大観音の傾き』が取り上げられました。ご執筆は武田砂鉄さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 傾いているはずがないだろう。じっくり見る。傾いているような気もしてくる。このまま倒れてしまうのか。爆破するのはどうかとの案まで出る。そもそも、あの震災を経て、今、大観音の気持ちはいかなるものなのか。
(中略)大観音に感じる悲哀はどこから来るのだろう。読み進めるうちに大観音と一体化し始める自分に気づく。簡素に説明し難い小説だが、体の深部に潜り込んでくる。

  今週の本棚・話題の本『大観音の傾き』=武田砂鉄(毎日新聞)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://mainichi.jp/articles/20241228/ddm/015/070/012000c

【追記】
 下記のサイトで全文が公開されました。

 『大観音の傾き』(中央公論新社) – 著者:山野辺 太郎 – 武田 砂鉄による書評(ALL REVIEWS)
 https://allreviews.jp/review/7211

『大観音の傾き』トークイベントの報告記事と動画

投稿日:

 『河北新報』12月22日付朝刊に、『大観音の傾き』刊行記念トークイベントの報告記事が載りました。見出しは〈「大観音の傾き」単行本化記念 山野辺太郎さん 執筆の思い語る 河北新報社で催し〉。一部を引用にてご紹介します。

 河北新報朝刊「東北の文芸」面に4〜9月連載された小説「大観音の傾き」を手がけた仙台市出身の作家山野辺太郎さん(49)のトークイベントが21日、⻘葉区の河北新報社本館ホールであった。(中略)
 山野辺さんは「なじみのある土地を舞台に書きたい思いはずっとあった。仙台の人はもちろん、遠方の人にもいずれは読んでもらい、仙台の中と外がつながる接点の役目を担えればうれしい」と語った。作品の一部を朗読で披露した。

 下記のページに、報告記事とともにイベントのフルタイム動画がアップされています。閲覧には無料の会員登録が必要です。

 【動画】河北新報連載小説「大観音の傾き」の作者・山野辺さん、仙台でトークイベント 書籍化記念 挿画担当の樋口さんをゲストに(河北新報オンライン)
 https://kahoku.news/articles/20241221khn000023.html

 また、河北新報オンラインのYouTubeにて、1分弱のダイジェスト動画をご覧いただけます。

 【ダイジェスト】作家山野辺太郎さん、仙台で小説「大観音の傾き」出版記念トークショー(YouTube)
 https://youtube.com/watch?v=wIRRdCgKDAE




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