「練馬人図鑑」がYouTubeで公開
YouTubeで「練馬人図鑑」(山野辺太郎×小林綾子さん、J:COMチャンネルにて放映)が公開されました。
小説「いつか深い穴に落ちるまで」「孤島の飛来人」、文藝賞、子供時代のことなどを語っています。自作朗読や、小林さんとのミニ朗読劇も。
どうぞご覧ください。
YouTube「練馬人図鑑」第170回 山野辺太郎
「練馬人図鑑」(第170回)の紹介ページ
YouTubeで「練馬人図鑑」(山野辺太郎×小林綾子さん、J:COMチャンネルにて放映)が公開されました。
小説「いつか深い穴に落ちるまで」「孤島の飛来人」、文藝賞、子供時代のことなどを語っています。自作朗読や、小林さんとのミニ朗読劇も。
どうぞご覧ください。
YouTube「練馬人図鑑」第170回 山野辺太郎
「練馬人図鑑」(第170回)の紹介ページ
『小説 野性時代』4月号(3月発売)に、エッセイ「釣り竿とおもり」が載りました。
「私の黒歴史」というコーナーです。
冒頭を引用にてご紹介します。
僕が釣り竿をめぐる小事件を引き起こしたのは、小学一年の春の終わりごろだった。
当時、僕は埼玉県の越谷市で暮らしていた。小学校入学をまえに、都内の古びた借家から、越谷の小さな中古住宅に引っ越してきたのだ。けれどもすぐに父の転勤があったので、この地で暮らしたのは小一の一学期、四ヶ月ほどに過ぎなかった。
(p.287)
『小説 野性時代』4月号の紹介ページ
3月9日より、J:COMチャンネルにて対談番組「練馬人図鑑」(ゲスト・山野辺太郎×番組MC・小林綾子さん)が放映されています。
当初は1週間の放映予定でしたが、2週間に延長されることになりました。
3月9日(月)から22日(日)まで、時間は下記のとおりです。
「練馬人図鑑」山野辺太郎の出演回、放映予定
3/9(月) | 10(火) | 11(水) | 12(木) | 13(金) | 14(土) | 15(日) |
---|---|---|---|---|---|---|
7:30 | 8:00 | 7:30 | 8:00 | 7:30 | 8:00 | 8:30 |
10:00 | 14:00 | 14:00 | 15:00 | 10:00 | 15:00 | 12:30 |
17:30 | 17:00 | 17:30 | 18:30 | 14:00 | 21:30 | 22:00 |
23:30 | 19:30 | 23:30 | 17:30 | |||
21:30 | 23:30 | |||||
16(月) | 17(火) | 18(水) | 19(木) | 20(金) | 21(土) | 22(日) |
7:30 | 8:00 | 7:30 | 8:00 | 7:30 | 8:00 | 8:30 |
10:00 | 14:00 | 14:00 | 15:00 | 10:00 | 15:00 | 12:30 |
17:30 | 17:00 | 17:30 | 18:30 | 14:00 | 21:30 | 22:00 |
23:30 | 19:30 | 23:30 | 17:30 | |||
21:30 | 23:30 |
J:COMチャンネル「練馬人図鑑」に出演することになり、収録に行ってきました。
「練馬人図鑑」とは、「様々なフィールドで活躍する練馬人を招き、インタビューする対談番組。毎回3つのキーワードをテーマに、ゲストの現在の活動や生い立ち、今後の展望などをインタビューします」(番組HPより)。
当方、練馬区で暮らしはじめて十年あまり。練馬区在住の小説家として登場する運びとなり、小説「いつか深い穴に落ちるまで」「孤島の飛来人」のことなどをお話ししてきました。
3月9日(月)7:30〜を初めとして、15日(日)まで毎日4回前後、1週間で27回ほど繰り返し放映されます(ケーブルテレビ「J:COMチャンネル」東京 東エリア〔練馬・新座・和光〕)。番組の時間は約19分。
放映後、YouTubeでも公開予定です。
番組MCの小林綾子さんは練馬区育ち。かつて「おしん」の子役を務められ、近年では「なつぞら」への出演など、女優として活躍されています。
↓収録時の様子を小林綾子さんのブログにてご紹介いただきました
「練馬人図鑑」山野辺太郎の出演回、放映予定
3/9(月) | 10(火) | 11(水) | 12(木) | 13(金) | 14(土) | 15(日) |
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7:30 | 8:00 | 7:30 | 8:00 | 7:30 | 8:00 | 8:30 |
10:00 | 14:00 | 14:00 | 15:00 | 10:00 | 15:00 | 12:30 |
17:30 | 17:00 | 17:30 | 18:30 | 14:00 | 21:30 | 22:00 |
23:30 | 19:30 | 23:30 | 17:30 | |||
21:30 | 23:30 |
磯﨑憲一郎さんの著書『金太郎飴』(河出書房新社、2019年12月)が発売になりました。2007年から2019年までのエッセイ・対談・評論・インタビューを収めた一冊。
磯﨑さんと山野辺の対談「百年前の作家から励まされる仕事」(p.463)や、文藝賞選評(p.459)、朝日新聞文芸時評(p.421)にて、『いつか深い穴に落ちるまで』を取り上げていただいています。
『金太郎飴』の紹介ページ
『ダ・ヴィンチ』2020年1月号〔’19年12月6日発売〕に掲載の「新人賞受賞作メッタ斬り!対談」にて、『いつか深い穴に落ちるまで』が取り上げられました。
豊﨑由美さんと大森望さんの対談形式で、今年9月までの1年間に刊行された新人賞受賞作から選定された「推しの6冊」のうちの1冊として論じられています。
一部を引用にてご紹介します。
この作者はそんな科学的根拠を一切合切振り切って一本の小説を書いちゃった。その胆力に恐れ入りました。
(中略)
〈頭から落ちるか、足から落ちるか。もちろん、頭だ。頭から突っ込んでゆけば、あちらへ着いたころにはきちんと足が下になっている。真っ昼間から、真夜中へ〉。なんだか感動的。このあと、素晴らしいラストに向かいます。
(豊﨑由美さん談)
『ダ・ヴィンチ』2020年1月号【目次】(KADOKAWA)
集英社のファッション誌『UOMO』2020年1月号〔’19/11/25発売〕に、エッセイ「幻のマフラー」が載りました。
特集「僕らが本当に贈りたくなったもの」のなかの一ページです。
冒頭を引用にてご紹介します。
誕生日のプレゼントに、マフラーをもらったことがある。僕はそれを幻のマフラーと呼ぶ。短いあいだだけ、僕の首まわりに寄り添ってくれた。そしてふっつりと姿を消してしまった。
(p.171)
『UOMO』2020年1月号の紹介サイト
『文學界』2019年12月号〔11月7日発売〕の「新人小説月評」で、「孤島の飛来人」が取り上げられました。評者は、小川公代さんと村上克尚さんです。
一部を引用にてご紹介します。
企業の開発部門の実験として風船飛行を試みた『僕』が北硫黄島に不時着するという極めてユニークな設定(中略)。戦時中に硫黄島から逃れた兵士が先導して築いた王国の物語は歴史小説としての魅力もある。
(小川公代さん評)
筋立ては荒唐無稽だが、歴史に書かれなかった声が一つの主題となっている。(中略)通常はなかったことにされてしまうような存在や言葉が、それでも未来の誰かに向けて飛び立っていくことが寓意化されていると読んだ。
(村上克尚さん評)