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小説などに関するお知らせブログ

『群像』2月号に随筆「北條君と過ごしたインド」掲載

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 『群像』2019年2月号〔1月7日発売〕に随筆「北條君と過ごしたインド」を寄稿しました。
 冒頭を引用にてご紹介します。

 当面の命をつなぐためにインドへと旅立ったのは、ずいぶんとでたらめな行動だったようだけれど、いまもこうして生き延びているのだから、あながち悪い決断ではなかったに違いない。

 続きは雑誌にてお読みください。

 群像 2019年2月号 “もくじ”(講談社)
 http://gunzo.kodansha.co.jp/52563/52618.html

先月・今月の『いつか深い穴に落ちるまで』文芸季評ほか

投稿日:

 下記の雑誌にて、『いつか深い穴に落ちるまで』の文芸季評が掲載されました。

  • 『小説トリッパー』2018年冬号〔12月18日発売〕(評者・中村真理子さん)
  • 『文藝』2019年春号〔1月7日発売〕(評者・山本貴光さん)

 2誌とも季刊誌のため、発売から3ヶ月間は最新号です。

   * * *

 以前、『朝日新聞』(評者・磯﨑憲一郎さん)、『週刊新潮』(評者・栗原裕一郎さん)の文芸時評については当サイトでご紹介しましたが、ほかにも下記の新聞・雑誌の文芸時評で取り上げられました。

  • 『産経新聞』2018年10月28日付朝刊(評者・石原千秋さん)
  • 『東京新聞/中日新聞』2018年10月31日付夕刊(評者・佐々木敦さん)——『北海道新聞』『西日本新聞』にも別の日に掲載。
  • 『週刊読書人』2018年11月2日付(評者・坂口周さん)
  • 『文學界』2018年12月号「新人小説月評」(評者・日比嘉高さん、倉本さおりさん)

『ダ・ヴィンチ』2月号に『いつか深い穴に落ちるまで』著者インタビューが載りました

投稿日:

  

 『ダ・ヴィンチ』2019年2月号〔1月5日発売〕の「今月のBOOKMARK」というコーナーに、『いつか深い穴に落ちるまで』の著者インタビューが掲載されました。
 発言の一部を引用にてご紹介します。

「人間の営みは虚しいものではないかという虚無感が、心のどこかにあって。私たちは仕事をしながら生きていますが、最後には死んで無になり、長いスパンで考えれば自分の仕事も無に帰ります。それを穴や穴掘り事業として表現することで、いつかは虚無に沈むかもしれないけれど、今を精一杯生きようとする人間を描けるのではないかと思いました」

 詳しくは雑誌にて、お読みいただけますと幸いです。

 『ダ・ヴィンチ』2019年2月号【目次】(KADOKAWA)
 https://ddnavi.com/news/511069/a/

一休さんの謎

投稿日:

 アマゾンで『いつか深い穴に落ちるまで』をキーワード検索してみたら、「2件の結果」として、『いつか深い穴に落ちるまで』と『一休さん』が表示されました。
 『いつか深い穴に落ちるまで』で検索して、『一休さん』のほうに行ってしまった人って、どのくらいいるのでしょうか。
 ちなみに『一休さん』をクリックしてみると、「このはしをわたるべからず」などと解説に書いてありますが、「いつか深い穴に落ちるまで」とのつながりはわかりません。この謎を、一休さんのとんちで解いてほしいところです。

 ↓アマゾンでの『いつか深い穴に落ちるまで』検索結果はこちら
 https://www.amazon.co.jp/s?k=いつか深い穴に落ちるまで
 (2019年1月1日閲覧。今後、表示が変わることがあるかもしれません。)

『いつか深い穴に落ちるまで』が建設産業図書館に

投稿日:

 東京・築地の建設産業図書館に、『いつか深い穴に落ちるまで』が収蔵されました。
 図書館のウェブサイトによると、「当館は建設産業の専門図書館です。(中略)主な収集分野は、建設産業史、社史・団体史、建設統計、経営管理、法規、災害記録など」とのことです。
 検索結果のページを見ると、『いつか深い穴に落ちるまで』は、「建設関連文学」に分類されているようです。
 この本をきっかけに、いつの日か、地球を貫く巨大プロジェクトが実現に向けて動きだすことがあったらすてきです。
 (冒頭の写真は、建設産業図書館の蔵書ではなく、著者見本を受け取ったときに撮影したものです。)

 ↓建設産業図書館での『いつか深い穴に落ちるまで』検索結果はこちら
 https://cil-ejcs.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=010042710

今月の新聞・雑誌での『いつか深い穴に落ちるまで』書評

投稿日:

 下記の新聞・雑誌にて、『いつか深い穴に落ちるまで』の書評が掲載されました。

  • 『東京新聞/中日新聞』12月2日付朝刊(評者・藤沢周さん)
  • 『サンデー毎日』12月30日号〔12月18日発売〕(評者・岡崎武志さん)
  • 『週刊東洋経済』12月29日・1月5日号〔12月22日発売〕(評者・斎藤美奈子さん)
  • 『沖縄タイムス』12月22日付朝刊(評者・江南亜美子さん)——(通信社の配信記事のようです)追記:『山陽新聞』12月23日付朝刊、『四国新聞』2019年1月6日付朝刊、『福井新聞』2019年1月6日付朝刊などにも掲載。

 『サンデー毎日』と『週刊東洋経済』は、12月22日現在、発売中の最新号です。
 見出しと、記事へのリンクを以下に示します。(『サンデー毎日』『週刊東洋経済』『沖縄タイムス』の記事は、各サイトの会員向けコンテンツです)

 藤沢周さんの3冊の本棚(東京新聞/中日新聞・書評)
 (ネット上での掲載がないため、一部を引用にてご紹介します)

 カフカ的ともいえる筆致で緻密につづられる小説の深みに潜りこんでいくうち、「穴」とは何だったのか、と自らの深層心理の方に穴を穿たれるのである。

 SUNDAY LIBRARY 岡崎 武志・評『いつか深い穴に落ちるまで』『やましたくんはしゃべらない』ほか 今週の新刊(サンデー毎日・書評)
 https://mainichi.jp/articles/20181218/org/00m/040/007000d

 特集PART Ⅵ ブックガイド ビジネスパーソンはこれを読め|2018年に出た「この5冊」 文学|斎藤美奈子(週刊東洋経済・書評)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/19607
 (『いつか深い穴に落ちるまで』単行本を手にした斎藤美奈子さんの写真も掲載)

 [読書]/小説/山野辺太郎著/いつか深い穴に落ちるまで/大マジメなありえない話(沖縄タイムス・書評)
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/363988
 (山陽新聞の見出しは〈別の世界が映した「現実」〉、四国新聞の見出しは〈笑いはいつしか怖さに〉、福井新聞の見出しは〈ありえない話 漂う批評性〉)

東北の新聞での『いつか深い穴に落ちるまで』報道記事

投稿日:

 福島県郡山市で生まれ、宮城県仙台市で育った山野辺です。
 これまで、福島の『福島民報』『福島民友』、宮城・東北の『河北新報(かほくしんぽう)』にて、地元から出た書き手ということで記事が掲載されています。
 ネットでの記事配信はされていないようですが、見出しと、自身の発言箇所の引用にてご紹介いたします。

 文芸賞に山野辺さん(郡山生まれ)(『福島民報』2018年8月31日付朝刊)

 「(受賞作は)社会の違った見方を表現できればという思いで書いた。十代後半から小説を書き続けてきた。作品が認められて本当にうれしい」と喜んだ。

 山野辺さん(郡山生まれ)文芸賞 河出書房新社「身が引き締まる」(『福島民友』2018年8月31日付朝刊)

 「作品が広く読んでいただける機会をいただき、身の引き締まる思い」と喜びを語り、受賞作については「奇抜な設定を一つ考えることで自分の気持ちを奮い立てて書いた」と話した。

 文芸賞 東北出身2氏/山野辺さん ほら話で個人と組織問う 未経験でも戦争語り継ぐ(『河北新報』2018年11月8日付朝刊)

 「科学でできないことでも小説なら成り立たせることができる」(中略)
 「記憶の継承もテーマ。体験者や専門家じゃないから自分には戦争を語る資格がないと黙ったままでは、風化を傍観することになる」。こうした問題意識を携え「さまざまな継承の形があっていい。いろんな人に届く方法として小説を考えました」と話す。(中略)
 作中では東日本大震災にも正面から向き合う。「東北で生まれ育った者として避けては通れない」と、無念さや怒りを登場人物に仮託した。(中略)
 「組織に適応するだけでは見失ってしまうものがある。それが小説を書く動機の一つ」(中略)
 贈呈式でこう抱負を述べた。「日々戸惑いながら歩いてきた。『フラフラしながらでも生きていけるぞ』と励ましてくれるのが文学。今後も書き続ける中で、どこかでフラフラしている誰かに向けて、少しでも励みになるものを届けたい」

 〈ほっとタイム〉文学志す後輩励ます 同級生のデビュー本、母校へ(『河北新報』2018年12月4日付朝刊)

 デビュー本への友情の後押しを「仙台は自分を育ててくれた土地。応援は心強い」と感謝している。

 (中学・高校時代の友人が『いつか深い穴に落ちるまで』のサイン本を母校に寄贈してくれたことが記事になりました)

『いつか深い穴に落ちるまで』発売1ヶ月

投稿日:

 初めての単行本『いつか深い穴に落ちるまで』の発売開始から1ヶ月が経ちました。

 手に取ってお読みいただいた読者の皆様、まことにありがとうございます。
 新聞・雑誌やネット上などで、さまざまなかたに拙作を論じたり紹介したりしていただいており、感謝しております。
 書店から本を送り出してくださっている皆様にも、厚く御礼申し上げます。

 書き手として息長く活動を続けていけるよう、小説の執筆に鋭意励んでまいります。
 来月には、雑誌にエッセイとインタビュー記事が載る予定です。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 ↓宮崎県の本屋さんの店頭です(明林堂書店 南宮崎店さんのツイート)
 https://twitter.com/meirindo_minami/status/1065570883991818240

 ↓こちらは仙台の本屋さん(紀伊國屋書店仙台店さんのツイート)
 https://twitter.com/Kino_Sendai/status/1066263442112167937

「近頃、小説を読まなくなった」という大切なあなたに贈りたい本

投稿日:

 ウェブサイト「hontoブックツリー」にて、「大切な人に贈る本」という企画があり、5冊の本の紹介文を寄稿しました。
 取り上げた本は、『電車道』(磯﨑憲一郎著)、『すみれ』(青山七恵著)、『夜明けの縁をさ迷う人々』(小川洋子著)、『消滅世界』(村田沙耶香著)、『燃焼のための習作』(堀江敏幸著)です。
 下記のページに掲載されていますので、ご覧いただけますと幸いです。

 「近頃、小説を読まなくなった」という大切なあなたに贈りたい本
 https://honto.jp/booktree/detail_00007817.html

 2018年12月6日(木)〜2019年1月9日(水)の期間中には、下記の店舗にて、この企画のフェアが開催されています。
 店舗にお立ち寄りの際には、ご覧になってみてください。

 対象店舗: 丸善丸の内本店、丸善日本橋店、丸善博多店、ジュンク堂池袋本店、ジュンク堂立川高島屋店、ジュンク堂名古屋店、M&J梅田店、ジュンク堂大阪本店、ジュンク堂福岡店、ジュンク堂南船橋店(以上、10店舗)

 ↓店内の様子はこちら(hontoブックツリーさんのツイート)
 https://twitter.com/honto_booktree/status/1070601919549210624

今月の文芸誌 イチオシは「文藝」の“子供じみたアイディア”

投稿日:

 『週刊新潮』(11月22日号)の文芸時評(評者・栗原裕一郎さん)のなかで、「いつか深い穴に落ちるまで」が取り上げられ、ウェブサイト「Book Bang」に転載されました。

 今月の文芸誌 イチオシは「文藝」の“子供じみたアイディア”(週刊新潮・文芸時評)
 https://www.bookbang.jp/review/article/560918




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