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小説などに関するお知らせブログ

『クロワッサン』で『こんとんの居場所』が取り上げられました

投稿日:

 

 『クロワッサン』7月25日号(7月10日発売)の「本を読んで、会いたくなって。」のコーナーに、『こんとんの居場所』の紹介記事が掲載されました。文は鳥澤光さん、写真は石渡朋さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 これまでの作品で、日本からブラジルへ地球を貫く穴を掘り、風船を背に海上を飛び、ジュラ紀の森を恐竜の目で眺めては、奇妙であたたかい物語で読者を驚かせてきた山野辺太郎さん。『こんとんの居場所』という小説はどのように生まれたのだろう。
「作品の原型から数えると15年ほど前から少しずつ書き、育ててきた小説です。発端は『荘子』の〈渾沌七竅(しちきょう)に死す〉を読み、荘子の考えるスケールの広大さと自由さに惹かれたことでした。(中略)『荘子』が好きで何度も読んでいるのですが、短い寓話というか奇想天外な話が集められていて、荘子は僕にとってホラ話の大先輩でもあります」

 Croissant No. 1097(マガジンハウス)
 https://magazineworld.jp/croissant/croissant-1097/

【追記】
 下記のサイトで全文が公開されました。

 『こんとんの居場所』著者、山野辺太郎さんインタビュー。「死とは渾沌へ還ることなのかもしれない」(クロワッサンONLINE)
 https://croissant-online.jp/life/200389/

人間と人間でないもののあいだの小説

投稿日:

 ウェブサイト「hontoブックツリー」に5冊の本の紹介文を寄稿しました。
 『こんとんの居場所』の刊行を機にお声がけをいただき、「人間と人間でないもののあいだの小説」という題で書いてみました。
 取り上げたのは、以下の5冊です。

  • 『歌行燈・高野聖』(収録作「高野聖」、泉鏡花著)
  • 『冥途・旅順入城式』(収録作「件」、内田百閒著)
  • 『クチュクチュバーン』(吉村萬壱著)
  • 『木になった亜沙』(今村夏子著)
  • 『こんとんの居場所』(山野辺太郎著)

 下記のページに掲載されていますので、ご覧いただけますと幸いです。

 人間と人間でないもののあいだの小説(hontoブックツリー)
 https://honto.jp/booktree/detail_00017441.html

ぬるぬるの島、ハマる人間

投稿日:

 『日経新聞』6月1日付夕刊文化面「目利きが選ぶ3冊」のコーナーに、『こんとんの居場所』の書評が掲載されました。評者は陣野俊史さんです。
 見出しは〈ぬるぬるの島、ハマる人間〉。一部を引用にてご紹介します。

 ぬるぬるする「こんとん」にハマっていく主人公たちの運命や如何に! 舞台装置の捉えどころのなさと、人間たちの対比が奇妙な味わいを残す佳品。

 ぬるぬるの島、ハマる人間 陣野俊史氏が選ぶ一冊(日本経済新聞)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD262W60W3A520C2000000/

『毎日新聞』で『こんとんの居場所』が取り上げられました

投稿日:

 『毎日新聞』5月31日付夕刊の文化面に、『こんとんの居場所』の紹介記事が掲載されました。ご執筆は同紙記者の関雄輔さんです。
 山野辺の発言箇所をいくつか引用にてご紹介します。

「人間のように物事を認識し、認識される存在にしようとした結果、渾沌は死んでしまう。えたいの知れない存在ですが、有限である生き物の可能性を解き放ってくれる気がして、そこから発想が広がっていきました」
(中略)
「生き物は死に宿命づけられていて、人間である以上、自分もそれを免れられない。そのことへの本能的な恐怖心からでしょうか。生死の境界を超越する存在への憧れがあります」
(中略)
「小説は言葉だけで表現する。手段が限られているようだけど、むしろここが一番広いのではないかと感じました」
(中略)
「勤め人としての生活と、そこに収まりきらない何か。その二つの要素を常に意識しています」

 Interview 山野辺太郎さん(作家) 「生死超えた存在に憧れ」 新刊刊行、山野辺ワールド凝縮(毎日新聞)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://mainichi.jp/articles/20230531/dde/014/040/003000c

『読売新聞』と『河北新報』に『こんとんの居場所』の記事が載りました

投稿日:

 

 5月7日、『こんとんの居場所』刊行記念トークイベントが「BOOK SPACEあらえみし」(仙台フォーラス3階)で開催されました。
 当日は新聞2社の取材があり、『読売新聞』5月8日朝刊の地域面(宮城版)と、『河北新報』5月18日朝刊の文化面に記事が載りました。後者は河北新報記者・菊地弘志さんの署名記事です。
 一部を引用にてご紹介します。

 新作の「こんとんの居場所」(国書刊行会)は、お仕事小説のようでありながら、謎の生命体が登場し、不思議さに富んだ独特の世界を構築。「(登場人物は)会社員の自分が重なり、仕事は(創作の)核になっているかも」とし、「昔から深刻な事柄や不安、恐れを、ほかの形に変えたり、引いた視点で見たりして書いている」と明かした。
(『読売新聞』5月8日朝刊)

 生から死への移行なのか、あるいは生死の境目のない存在に移ろうのかは判然としない。山野辺さんは「生の終焉、断絶と捉えるというより、大きな流れの中での一つの変化という見方もできるのではないか」と自作を解説する。
(中略)
「ベースに現実的なものがある。見方を変える何かが投げ込まれることで違う世界に行くけれど、現実をもう1回捉え直す機会にもなる」
(中略)
 文学に傾倒した高校時代は太宰治に親しんだ。「深刻な状況だからこそ、視点を変えることで笑いが生まれる。笑いを大事にしたい」。少し引いたところに立つと悲劇だったものが喜劇に映るという。
(『河北新報』5月18日朝刊)

 河北新報の記事はウェブでも公開されています(会員記事)。

 仙台出身の作家 山野辺太郎さん 新刊「こんとんの居場所」 死生観 不思議な世界で(河北新報)
 https://kahoku.news/articles/20230518khn000015.html

『こんとんの居場所』刊行記念トークイベント

投稿日:

 『こんとんの居場所』(国書刊行会)の刊行を記念して、トークイベントを開催することになりました。

 『こんとんの居場所』刊行記念 山野辺太郎トークイベント
 聞き手:荒蝦夷・土方正志さん
 2023年5月7日(日)13:00〜
 仙台フォーラス3階・BOOK SPACE あらえみし

 聞き手を務めてくださる土方正志さんは、仙台の出版社・荒蝦夷の代表であり、編集者としても文筆家としてもご活躍されています。河北新報に「仙台発出版こぼれ話」を連載中です。
 『こんとんの居場所』をめぐるあれこれ、これまで書いてきた小説やこれからのこと、育った土地である仙台との縁についてなど、お話しすることになるのではないかと思っています。

 入場無料で先着20名様、お申し込みのうえご参加いただけます。ご来場をお待ちしております。

 お申し込みはこちらから(荒蝦夷)
 https://forms.gle/ckUhM34daKDrDztV8

 BOOK SPACE あらえみし(仙台フォーラス)
 https://www.forus.co.jp/sendai/shop/5981

『こんとんの居場所』冒頭朗読の動画をYouTubeで公開

投稿日:

 デビュー以来3冊目の単行本『こんとんの居場所』(国書刊行会)の刊行を記念して、冒頭朗読の動画をYouTube「山野辺太郎チャンネル」にて公開しました。

 「渾沌島取材記者/経験不問要覚悟/長期可薄給裸有」

 山野辺太郎「こんとんの居場所」作者による冒頭朗読(YouTube)
 https://youtube.com/watch?v=_LIl3bQMAzs

 下記のサイトにて、他の発表作の冒頭朗読も公開中です。

 山野辺太郎チャンネル(YouTube)
 https://youtube.com/c/yamanobe_taro

『こんとんの居場所』発売しました!

投稿日:

 新刊『こんとんの居場所』が国書刊行会より発売となりました。

 謎の生命体「こんとん」の取材記者として調査船に乗り込んだ男女。たどり着いた島=こんとんの上で、二人が見たものとは……。(「こんとんの居場所」)

 防衛省のシステムに侵入した天才少年ハッカーが開いたのは、人類を“次の段階”に進める禁断の扉だった。人々が次々と人間の姿を失っていく中、ある親子が再会する。(「白い霧」)

 それは滅びか、救済か――。
 文藝賞受賞作『いつか深い穴に落ちるまで』(2018)、『孤島の飛来人』(2022)に続く、現代文学の異才による最新作品集!
(hanmoto.comの紹介文より)

 赤坂真理さんとラランド・ニシダさんより、推薦の言葉を寄せていただきました。本の帯に記載された言葉を引用にてご紹介します。

 退屈な日常から、非日常にグラデーションで少しずつ染まっていく感覚。読書の喜びの根源に触れた気がする。
ニシダ(ラランド)

 するする運ばれていくうちに思いがけないところにいて、たとえそれが破滅かもしれなくても、笑えてしまう。ああ、言葉にだけ可能な、こんな旅があるのだ。
赤坂真理(作家)

 装丁は森敬太さん、装画はnico itoさんがご担当され、魅惑的な表紙カバーとなりました。表紙と裏表紙で絵柄が微妙に異なっています。本を手に取り、帯をそっと外して、じっくりと眺めていただけましたらと思います。

 表題作「こんとんの居場所」に「白い霧」を加えた中篇二作の作品集。どちらも広い意味での変身譚となっています。
 お読みいただけましたら幸いです。

 発売に合わせて、『こんとんの居場所』のPOPを作ってみました。
 右側は本文に出てくる三行広告からの引用です。ここから主人公の旅路が始まります。
 よろしければ、画像をダウンロードしてお使いください。印刷して枠線で折りたたむと、はがきサイズになります。

 『こんとんの居場所』POP(JPEGデータ)
 https://yamanobe-taro.jp/img/conton-pop-230418.jpg

 出版社の『こんとんの居場所』紹介ページ(国書刊行会)
 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336074720/

 『こんとんの居場所』書誌データ(版元ドットコム)
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784336074720

 『こんとんの居場所』を書店サイトで探す
 amazone-honhontohonyaclubkinokuniyarakuten

 『こんとんの居場所』関連記事一覧
 https://yamanobe-taro.jp/?s=こんとんの居場所

新刊『こんとんの居場所』、2023年4月18日ごろ発売!

投稿日:

 2023年4月18日ごろ、小説単行本『こんとんの居場所』(国書刊行会)が発売となります。
 表題作は『小説トリッパー』’20年秋号に掲載された作品です。単行本化に際し、加筆修正をおこないました。
 さらに書き下ろしの「白い霧」を併録。人間の変容の可能性を探る二篇を収めた作品集です。

◇こんとんの居場所
 「渾沌島取材記者」を募集する三行広告にいざなわれ、青年は旅立った。旅路の果てに、青年はいかなる場所にたどり着くのか。

  いいんだよ、これで。なくなったんじゃなくて、変化しただけ。
(「こんとんの居場所」より)

◇白い霧
 家にこもってプログラミングとハッキングにいそしむ少年がいた。ネット空間の奥深くで、少年は不思議なメッセージに出会う。

  みんな蒸発。やっちゃう?[Yes/No]
(「白い霧」より)

 当サイトの「作品倉庫」に「こんとんの居場所(冒頭)」を掲載しています。

 なお、版元ドットコムによると4月18日が発売予定日となっていますが、各書店での発売日は配送状況等によって幅があるようです。

 出版社の『こんとんの居場所』紹介ページ(国書刊行会)
 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336074720/

 『こんとんの居場所』書誌データ(版元ドットコム)
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784336074720

 『こんとんの居場所』を書店サイトで探す
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『村田喜代子の本よみ講座』で『いつか深い穴に落ちるまで』が取り上げられました

投稿日:

 『村田喜代子の本よみ講座』(中央公論新社、2023年3月刊)にて、『いつか深い穴に落ちるまで』が取り上げられました。
 一部を引用にてご紹介します。

 敗戦で落としそびれた部下と上司の命の生かしどころが、じつは底のない穴掘削事業に向かわせる。虚と実とを巧みに綯い交ぜた文章で、あり得ないホラ話に乗せられていきます。

 本書ではほかに、クリスタ・ヴォルフ『チェルノブイリ原発事故』、内田百閒「坂の夢」、稲垣足穂「ファルマン」、ガルシア=マルケス「大きな翼を持った老人」などが取り上げられています。

 『村田喜代子の本よみ講座』書誌データ(版元ドットコム)
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784120056369

『週刊読書人』書評キャンパス欄の『孤島の飛来人』評

投稿日:

 『週刊読書人』1月13日号の書評キャンパス欄にて、『孤島の飛来人』が取り上げられました。同欄は、学生がおすすめの本を書評するコーナー。評者は東大大学院の新荘直大さんです。
 一部を引用にてご紹介します。

 本書がとりわけ興味深いのは、「書く」ことへの鋭い意識と、その相互性である。(中略)忘却に抗うように、伝え、書き残そうとする「僕」の業務日誌は、本書『孤島の飛来人』そのものと重なりあうかのようである。そのことによって、読者さえも相互性の一部となり、歴史の内部と外部のあわいで、慎ましく生きながらも、忘れ去られることに抵抗する彼らの証人のひとりとなるだろう。本書を読み、語ることは、彼らの生を引き継いでいく相互性のなかに参加していくことに他ならない。本を閉じたとき、不思議な感動と余韻とともに現れる風船を背に飛び立つひとりの飛来人の姿は、我々読者のことでもあるのだ。

 書評キャンパス―大学生がススメる本― 孤島の飛来人(読書人WEB)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://jinnet.dokushojin.com/blogs/review/20230113_01

【追記】
 下記のサイトでも公開されています。

 【孤島の飛来人/山野辺太郎】評者:新荘直大(YOMKA)
 https://yomka.net/campus20230113/

『河北新報』で『孤島の飛来人』が取り上げられました

投稿日:

 『河北新報』12月6日付朝刊の文化面に、『孤島の飛来人』の紹介記事が掲載されました。見出しは「戦争の記憶 現代につなぐ」。ご執筆は同紙記者の阿曽恵さんです。
 山野辺の発言箇所を中心に、一部を引用にてご紹介します。

「小説は史実と接点を持ちながら、ある地点で離陸する。もしこうだったらどうかという別な複数の視点を持つことは、史実を立体的に捉えるきっかけになるんじゃないか」
(中略)
「戦後77年がたち、実体験として語れる人はごくわずか。直接経験していない世代がいかに語っていくか、いかに自分たちの想像力の中に呼び覚ませるか。意識せざるを得ません」
(中略)
 巻末には「孤島をめぐる本と旅」と題する短編も収録した。著者自身を思わせる主人公が、影響を受けた本や硫黄列島への船旅についてつづり、さながら本編のメーキング。「僕の小説を入り口にして歴史に興味を持ってもらえたら」。あふれるサービス精神と謙虚さが伝わってきた。

 東北・宮城の新聞ということで、インタビューを受けた際には地元出身の作家という視点からもご質問をいただき、お話をしました。戦争のために人々が故郷を追われた北硫黄島を舞台とした小説を書きながら、震災のことを思い起こす折があった、といったことを述べました。

 戦争の記憶 現代につなぐ 仙台出身・山野辺太郎さん 新刊「孤島の飛来人」(河北新報)
 (ウェブ上では、サイトの会員向けコンテンツとして掲載されています)
 https://kahoku.news/articles/20221206khn000009.html

『孤島の飛来人』のPOPを作りました

投稿日:

 『孤島の飛来人』(中央公論新社)のPOPを作りました。
 発売以来、皆さまからさまざまな応援をいただいてきました。作者としてももうひと踏ん張りと思い、作ってみた次第です。
 印刷して枠線で切り取るか折りたたむと、はがきサイズになります。
 書店での本のPR用などに、データをダウンロードしてご自由にお使いいただけましたら幸いです。

 『孤島の飛来人』POP(JPEGデータ)
 https://yamanobe-taro.jp/img/koto-pop-221206.jpg

【追記】
 POPに〈『河北新報』(12/6朝刊)〉を加筆しました。

『北國新聞』『週刊エコノミスト』『&w』で『孤島の飛来人』が取り上げられました

投稿日:

 

 『北國新聞』11月20日付朝刊の書評、『週刊エコノミスト』11月29日号〔21日発売〕の「読書日記」、朝日新聞デジタルマガジン『&w』〔11月21日更新〕の「ほんやのほん」にて、『孤島の飛来人』が取り上げられました。
 一部を引用にてご紹介します。

 本作でバブル崩壊後の混迷するサラリーマン世界を現出させるにあたって、筆者は風船おじさんの余映を漂わせることでこれに成功した。(中略)
 北硫黄島や風船サラリーマンを描くことで、著者は令和の日本社会こそがシュールな巷であることを言外に語る。最後の一節まで堪能していただきたい作品である。
(『北國新聞』杉山欣也さん評)

 前作『いつか深い穴に落ちるまで』で、真顔でとんでもない設定を走り抜ける作風に惹かれ、待望の2冊目。(中略)
 先が全く読めないまま迎えたラストには、独特の寂しさと爽快感が入り交じる。前作同様、この終幕の「その後」も気になる作品だ。
(『週刊エコノミスト』美村里江さん評)

 そして個人の過去にはかならず、誰かから聞いたことがまじっていく。青年の業務日誌ははからずも、この小さな国の歴史書となっていく。(中略)
 新人作家がさらなる可能性を見せてくれた大きな作品。おすすめです!
(『&w』間室道子さん評)

 各メディアのサイトは下記のとおりです。『北國新聞』『週刊エコノミスト』は会員記事、『&w』は全文公開となっています。

 〈書評〉北硫黄島から現代写す 「孤島の飛来人」山野辺太郎・著(北國新聞)
 https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/914497

 読書日記 美村里江(週刊エコノミスト)
 ※「孤島の飛来人」は2冊目に紹介されています。
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20221129/se1/00m/020/013000c

 孤島に迷い込んだ青年が続ける業務 壮大な「会社員小説」(朝日新聞デジタルマガジン &w)
 https://www.asahi.com/and/article/20221121/423312784/

文学フリマ東京35で『孤島の飛来人』『いつか深い穴に落ちるまで』サイン本を頒布

投稿日:

 

 11月20日(日)に開催される文学フリマ東京35にて、『孤島の飛来人』『いつか深い穴に落ちるまで』サイン本を頒布します。
 東京大学文学研究会のブース(A-17)で、現役部員の同人誌『駒場文学』のかたわらに、OBの本として置かせてもらえることになりました。
 13時から1時間ほどブースに滞在する予定です。少部数しか持って行けないため、書店で購入済みの本をお持ちいただければ、その場でサインいたします。『孤島の飛来人』の書影入りTシャツを着ていると思いますので、見つけてください。なお、このTシャツは一点ものの非売品です。
 文フリ東京の開催時間は12:00〜17:00、場所は東京流通センター(東京モノレール・流通センター駅前)です。

 文学フリマ東京35
 https://bunfree.net/event/tokyo35/

 また、前日11月19日(土)には東大駒場祭に行き、こちらでは自著の頒布はないものの、同じく東京大学文学研究会のブースに13時から1時間ほど滞在予定です。駒場祭は3年ぶりにキャンパスで開催されますが、入場には事前予約が必要となっています。

硫黄列島について知り、想像をめぐらしたくなる本

投稿日:

 ウェブサイト「hontoブックツリー」に本の紹介文を寄稿しました。
 「硫黄列島について知り、想像をめぐらしたくなる本」と題して、取り上げたのは『硫黄島』(石原俊著)、『散るぞ悲しき』(梯久美子著)、『十七歳の硫黄島』(秋草鶴次著)、『水平線』(滝口悠生著)、『孤島の飛来人』(山野辺太郎著)の5冊です。
 最初の3冊は「孤島をめぐる本と旅」(『孤島の飛来人』所収)でも取り上げた広義のノンフィクション。続いて小説を2冊。併せて読むと、島々をめぐる事実と想像とが響き合ってくるところがあるかと思います。
 下記のページに掲載されていますので、ご覧いただけますと幸いです。

 硫黄列島について知り、想像をめぐらしたくなる本(hontoブックツリー)
 https://honto.jp/booktree/detail_00016700.html

Eテレ「沼にハマってきいてみた」に『孤島の飛来人』登場

投稿日:

 

 11月8日(火)19:30からEテレで放送された番組「沼にハマってきいてみた」にて、『孤島の飛来人』が取り上げられました。「沼にハマる」=「好きなことに熱中する」ということを切り口に、さまざまな「沼」を紹介する番組です。
 〈ラランド・ニシダが「沼ハマ」に登場!「純文学」への愛を語る。おすすめ本の紹介も!〉(番組HPより)
 ニシダさんが『孤島の飛来人』の紹介をしていたところ、俳優の金子隼也さんが「僕これ読んだことあります」と話に入ってきて感想を語るといった場面もありました。番組MCはラランド・サーヤさん、DJ松永さんです。
 公開されている先出し動画で、『孤島の飛来人』の紹介場面を一部ご覧いただけます。

 【ヌマソニ2022】SPトークショーを特別に先出し! ラランド・ニシダも登場で本の魅力を語る!? 沼ハマ(NHK公式/NABE)
 https://www.youtube.com/watch?v=wUtyp276j6I

 下記のページで番組の概要が紹介されています。放送終了後1週間は、見逃し配信で番組全体を視聴することもできます。

 沼にハマってきいてみた 沼ハマSPトークショー 初回放送日: 2022年11月8日 (NHK)
 https://www.nhk.jp/p/hamatta/ts/KNY2YKWLG9/episode/te/N3NVL16KRM/

「間室道子の本棚」で『いつか深い穴に落ちるまで』『孤島の飛来人』が紹介されました

投稿日:

 

 代官山T-SITEのウェブでの連載「文学コンシェルジュとっておきの一冊 間室道子の本棚」にて、『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』が取り上げられました。
 執筆者は、代官山蔦屋書店の間室道子さん。一部を引用にてご紹介します。

 法螺は難しい。だって「嘘をついて」と言われたら誰でもできるが、「法螺を吹いて」はおいそれとはできない。嘘は口先三寸だが法螺には世界観が必要だからだ。
 『いつか深い穴に落ちるまで』は地中、『孤島の飛来人』は宙。一作目と二作目、高低差ありすぎだが、ふたつには「会社員小説」という共通点がある。ここがすごい。
 (中略)
 そしてかえすがえすも法螺なので、お話の要所で笑いもある。これが今まで読んだことがない角度から来るテイスト。わたしのお気に入りは、『深い穴』では「温泉掘削機で穴を掘っていたら温泉が出たのでみんな驚いた」というシーン。『飛来人』ではお弁当を包んでいるバナナの葉っぱに言及するところ。

 下記のサイトにて全文が公開されています。

 【第211回】間室道子の本棚 『いつか深い穴に落ちるまで』山野辺太郎/河出書房新社 『孤島の飛来人』山野辺太郎/中央公論新社(代官山T-SITE)
 https://store.tsite.jp/daikanyama/blog/humanities/29747-1056411025.html

【追記】
 代官山蔦屋書店で開催しているフェア「文学コンシェルジュのオールタイム・ベスト」〈2022年11月の巻〉にて、『いつか深い穴に落ちるまで』と『孤島の飛来人』を並べて積んでいただいています(写真2枚目、クリックで拡大)。
 フェアで取り上げている43冊の紹介コメントを収めたリーフレットを店頭で配布中です。開催期間は10月18日から11月20日ごろまで。足をお運びいただけましたら幸いです。

「#木曜日は本曜日 東京ラランドニシダ書店」で『孤島の飛来人』が選出されました

投稿日:

 

 「#木曜日は本曜日」という、東京都書店商業組合さんのプロジェクトが始まっています。毎週木曜日=本曜日に、著名人が「人生を変えた10冊」を公表し、都内の書店にフェアの棚ができるというものです。
 10月27日(木)からは「東京ラランドニシダ書店」。ラランドのニシダさんが選んだ10冊のなかに、『孤島の飛来人』がありました。「#木曜日は本曜日」のサイトに公開されているニシダさんのコメントを引用にてご紹介します。

現実離れをリアルに徹して描写する筆力に惚れ惚れする

 写真の1枚目は、ジュンク堂書店池袋本店3階のエスカレーター付近の様子です。ニシダさんが書いた『孤島の飛来人』のPOPも出ています。店頭で許可を得て撮影・公開させていただきました。
 このコーナーの本を買ったら、特製しおりが挟んでありました(写真2枚目)。写真をクリックすると大きく表示されます。
 また、YouTubeで動画が公開されていて、ニシダさんによる本の紹介や、ジュンク堂でPOPを書くことになった経緯などを観ることができます。

 東京ラランドニシダ書店(#木曜日は本曜日)
 https://honyoubi.com/006/

  【ラランド ニシダ】朝5時まで本を読んで、仕事を遅刻しかけた話|#木曜日は本曜日 (YouTube)
 https://www.youtube.com/watch?v=PwocsiQ4nI0

『朝日新聞』に『孤島の飛来人』の書評が載りました

投稿日:

 『朝日新聞』10月22日付朝刊の読書面に、『孤島の飛来人』の書評が掲載されました。評者は宮地ゆうさんです。
 冒頭を引用にてご紹介します。

 まじめな人たちが、大まじめに織りなす気宇壮大な物語。南国の風景と戦争の記憶が交錯し、滑稽さのなかに、もの悲しさも交じり合う。不思議な読後感が後を引く作品だ。
 経営危機でフランスの会社の傘下に入ると噂される日本の自動車メーカーに勤める「僕」。ある夜、同僚たちに見守られ、6個の風船を背中につけて横浜の高層ビルから飛び立った。空の時代の到来を見据えた実証実験を、極秘に決行したのだ。
 冒頭から有無を言わせぬ勢いで物語が展開する。ここは一緒に飛んでいくしかないと、覚悟を決める。

 下記のウェブサイト「好書好日」にて全文が公開されています。

 「孤島の飛来人」書評 ひそかに続く「王国」に迷い込む(朝日新聞・好書好日)
 https://book.asahi.com/article/14748660




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